山内スプリング製作所は、福井県福井市にある線材・薄板材の精密部品を手掛ける会社です。
山内スプリング製作所の特徴と、シムの取り扱いについて解説しています。
シムプレートを産業機械の業界に納品した事例では、板厚0.05mmのステンレスをファイバーレーザー切断で加工。
依頼があったのは10枚だったため、効率・コストを考えて、ワイヤーカットよりもファイバーレーザー加工を採用しています。
同加工は、歪みを抑えられるので、高精度の製品をつくりたい時に適しています。
印刷機械向けシムプレートの制作をした事例では、ファイバーレーザー切断機を用いています。
印刷機械向けのシムプレートなので、レベル調整のために0.1～0.5まで0.1mm刻みのシムプレートを各3個ずつ納品。
バリが出にくいファイバーレーザー切断機を使った後に、さらにバリ取りを行っています。
山内スプリング製作所は、7つの分野の加工を行っています。
シム・ワイヤーフォーミング・ばね・薄板鈑金・微細レーザー・プレス・機械・組立加工で、さまざまな業界の資材を納品。
今まで作った製品は多業界で使われており、眼鏡・医療機器・自動車・鉄道・電機・建材・家具など様々な製品に用いられています。
山内スプリング製作所のシム・スペーサーの薄板加工では、最薄0.005tから3.0t程度まで対応しています。
1個から注文を受け付けており、最短で即日発送も可能です。
できあがった製品は組立まで頼めるため、自社で行う作業を減らしたい企業は利用を検討してみましょう。
食品機械に使うシムプレートを納品した事例では、ワイヤーカット加工で板厚0.03mmから0.2mm厚までを各100枚、サイズ・形状を変えずに製作しています。
薄くて歪みが発生しやすい状態だったので、ワイヤーカットのブランク加工を施し、適した加工条件にすることで、バリを抑えるのに成功しました。
公式HPに記載なし。
対応できる素材数で選んだシム加工業者
おすすめ3選
引用元：特注シム製造センター.com（https://www.shim-manufacturing-center.com/）
●極限までバリを抑えた「バリレス精密プレス」で高精度のシム加工品を製造。
多様な素材・多品種少量のニーズにも柔軟に対応ができる
●試作開発において工程能力を測定し、量産時の精度やコストに適した設計提案。
効率的で高品質な量産体制を実現
引用元：名古屋発條工業（https://meihatsu.co.jp/products/）
●材料入手からプレス～検査までを自社で一貫して行い、精密部品の加工製造を実施
●洗浄・研磨・乾燥を1工程で行い、コスト削減と効率化を実現。厚さ6ミクロン単位で特殊用途シムの製作にも対応
引用元：岩田製作所（https://www.iwata-fa.jp/html/option/sm28.html）
●常時在庫を持ち、スタンダードなシム加工品は1個から当日発送が可能
●FA部品メーカーとしての技術を活かし、産業機械や光学機械のほか、航空・宇宙産業にも納入実績を持つ
※2021年4月15日時点でGoogleにて「シム加工」と検索した際に表示される上位25社のうち、公式サイトに品質マネジメントシステムに関する国際規格であるISO9001取得と対応ロット（個数）の記載がある3社を厳選し、加工できる素材が多い順に会社を紹介しています。