辰巳鍜工は、神奈川県相模原市にあるウォータージェット加工・シム加工の会社です。
辰巳鍜工の特徴と、取り扱いシムについて解説しています。
辰巳鍜工では、リング形状・プレート型どちらのシム加工にも対応。
板厚0.002mmから販売しており、加工に関しては板厚0.005mmから行っています。
扱っている材質は、主にステンレス・チタン・アルミ・真鍮・銅の5つですが、要望に合わせて様々な材質・板厚を用意。
公式サイトではシム材料の切り売り・アウトレット品の販売も行っているので、シンプルな加工の少ないシムを探している方に向いています。
辰巳鍜工は、1963年に創業されてから、58年目を迎える精密板金・シム加工の会社です。
ウォータージェット加工に力を入れており、3台の設備を駆使して、難易度の高い形状加工も対応。
水を加圧し、細く小さな穴が開いたノズルから出るジェット水流エネルギーで切断していきます。
水だけの切断、水に研磨剤を混ぜた切断の2パターンを用いて、柔らかい素材から硬い素材まで様々な種類の加工が可能です。
辰巳鍜工が採用しているウォータージェット加工は、切断素材を選びません。
熱による切断ができない溶けやすい素材や、硬質過ぎてカットできない素材、研究途中で材質が不明瞭な素材や複合素材などでも切断可能。
また、水流を利用して切断するため、ゆがみ・バリが生じる心配がありません。
辰巳鍜工が力を注いでいるウォータージェット加工は、リング形状の加工・穴あけ加工で効果を発揮。
切削で通常なら切粉になる部分が、1mmほどの切り代だけで粉になる心配がありません。
また、材料の無駄が少ない分、大幅なコストカットができます。
加工で無駄になる部分が多いと感じている企業は、ウォータージェット加工を検討してみましょう。
対応できる素材数で選んだシム加工業者
おすすめ3選
●極限までバリを抑えた「バリレス精密プレス」で高精度のシム加工品を製造。多様な素材・多品種少量のニーズにも柔軟に対応ができる。
●試作開発において工程能力を測定し、量産時の精度やコストに適した設計を提案。効率的で高品質な量産体制を実現できる。
●材料入手からプレス~検査までを自社で一貫して行い、精密部品の加工製造を実施。
●洗浄・研磨・乾燥を1工程で行い、コスト削減と効率化を実現。厚さ6ミクロン単位で特殊用途シムの製作にも対応できる。
●常時在庫を持ち、スタンダードなシム加工品であれば1個から当日発送が可能。
●FA部品メーカーとしての技術を活かし、産業機械や光学機械のほか、航空・宇宙産業にも納入実績がある。
※2021年4月15日時点でGoogleにて「シム加工」と検索した際に表示される上位25社のうち、公式サイトに品質マネジメントシステムに関する国際規格であるISO9001取得と対応ロット(個数)の記載がある3社を厳選し、加工できる素材が多い順に会社を紹介しています。