金属加工の従業員として、13年間にわたり技術を磨いた代表者が平成29年に設立した金属加工会社「安芸メタル工業」について紹介します。
安芸メタル工業では、金属や樹脂などの幅広い素材をカットするレーザー加工を行っています。
直線・曲線を問わず滑らかで美しい切断面に仕上げることができ、安芸メタル工業では高出力2次元レーザー切断機によって高度かつ複雑な形状の加工も可能に。
特に極薄ものの銅や、真鍮の切断も可能で、大手の機械メーカーにも採用されています。
板材を上からパンチで押すことにより、任意の角度に変形させる曲げ加工も対応可能。
曲げによって発生する伸び・縮みを考慮しながら板取り寸法を決定し、複雑な形状であっても正確に立体を作り出しています。
条件によって伸び・縮みも変わり、製品の精度を左右する重要な工程で、3本ロールベンダーによるロール曲げ加工も可能です。
安芸メタル工業では、その他にも幅広い製品加工を受注しています。
機械加工品や製缶品などを、金属切断加工設備をもたない小規模の事業者や個人の方のニーズに対して柔軟に対応。
素材についても金属、樹脂などさまざまなものに対応し、「こんなものを作りたい」というアイデアの実現をサポートします。
安芸メタル工業の代表者が、金属加工会社に勤務していた際は、主にレーザー加工やベンディング加工に従事。
平成20年当時に、レーザー加工機で切断が困難と言われていた、銅・真鍮の切断技術を身に付けました。
この技術で作成された銅・真鍮製のシム・ライナーは、複数の大手機械メーカーに採用されるなどの実績があり、確かな技術を持っています。
安芸メタル工業では製品メーカーの3Dモデルデータを直接シートメタルモデルに編集することが可能な3DCADを保有。
これを駆使して複雑な形状の試作品でも、コンピュータ上でシミュレーションを行うことができます。
適した形状の製作を板金加工できるため、後工程の短縮が実現でき、短納期にも対応が可能です。
代表者の実績や経験から得意とするものは、レーザー加工によるシム・ライナーの製作です。
その他にも、銅や真鍮はもちろん、ステンレス、鉄、アルミ、アクリル、木材など、さまざまな素材の加工に対応可能。
また、大きいワークであれば、3,050×1,525mmまでの対応ができ、どのような加工であっても柔軟な対応が魅力です。
公式HPに記載はありませんでした。
公式HPに記載はありませんでした。
対応できる素材数で選んだシム加工業者
おすすめ3選
引用元:特注シム製造センター.com(https://www.shim-manufacturing-center.com/)
●極限までバリを抑えた「バリレス精密プレス」で高精度のシム加工品を製造。多様な素材・多品種少量のニーズにも柔軟に対応ができる。
●試作開発において工程能力を測定し、量産時の精度やコストに適した設計を提案。効率的で高品質な量産体制を実現できる。
引用元:名古屋発條工業(https://meihatsu.co.jp/products/)
●材料入手からプレス~検査までを自社で一貫して行い、精密部品の加工製造を実施。
●洗浄・研磨・乾燥を1工程で行い、コスト削減と効率化を実現。厚さ6ミクロン単位で特殊用途シムの製作にも対応できる。
引用元:岩田製作所(https://www.iwata-fa.jp/html/option/sm28.html)
●常時在庫を持ち、スタンダードなシム加工品であれば1個から当日発送が可能。
●FA部品メーカーとしての技術を活かし、産業機械や光学機械のほか、航空・宇宙産業にも納入実績がある。
※2021年4月15日時点でGoogleにて「シム加工」と検索した際に表示される上位25社のうち、公式サイトに品質マネジメントシステムに関する国際規格であるISO9001取得と対応ロット(個数)の記載がある3社を厳選し、加工できる素材が多い順に会社を紹介しています。