ここでは、大阪に本社を置く各種部品製造会社・ハヤシをピックアップしてご紹介します。公差を抑えた繊細なシムプレートなど、その高い技術力は名だたる大企業からも注目されています。
シムプレートの精度の高さに自信を持つハヤシ。様々な製品ラインナップを用意していますが、それらの中でも特に精度の高いものとして、実に最大公差0.001mmのシムプレートを実現しました。
参考までに、厚み1mmのシムプレートでも最大公差は0.017mm。全てのラインナップにおいて、決して精度に妥協しない姿勢です。
「シムプレートがすぐにへたってしまう…」という現場の悩みを解消するため、ハヤシでは、精度はもとより耐久性にもこだわったしププレートを開発。材質に強度の高い「ステンレス鋼材SUS301」を採用し、あわせて特殊な焼き入れ処理を施すことで「HRC47~54」を実現。通常のシム用鋼板に比べ、高い耐久性を実現しています。
ハヤシが提供している幅300mm×長さ1000mmのシムプレートには、細かく20箇所にマーキングがされています。「切って使おうと思ったら、プレートの厚みが分からなくなってしまった」という現場からの声に対応する工夫です。簡単な工夫ではありますが、かゆいところに手が届くナイスアイディアと言えるでしょう。
昭和37年に大阪で創業したハヤシ。ポリウレタンや金型部品全般を手掛ける会社としてスタートし、のち日本の自動車産業を支える形で、ともに成長を遂げてきた歴史ある会社です。
現在でもなお自動車業界には欠かせない存在感を放つ一方、モノづくりに関わるあらゆる業界に自社製品を納品。「精密製品の製造」という特徴を武器に、時代が求めるニーズに応じて柔軟な成長を遂げている会社です。
スピーディで柔軟、そして何より高い技術力を有するハヤシだからこそ、これまでも現在も、名だたる大企業からの受注がやみません。公式HPに掲載されれている「得意先」には、たとえば次のような企業名が並んでいます。
トヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車、日本電産、デンソー、ダイキン、京セラ、クボタ、コクヨ、アイシン、マツダ…。世界に誇る国内企業から、広く信頼を集めていることが十分に分かります。
公式HPに記載なし。
公式HPに記載なし。
対応できる素材数で選んだシム加工業者
おすすめ3選
引用元:特注シム製造センター.com(https://www.shim-manufacturing-center.com/)
●極限までバリを抑えた「バリレス精密プレス」で高精度のシム加工品を製造。多様な素材・多品種少量のニーズにも柔軟に対応ができる。
●試作開発において工程能力を測定し、量産時の精度やコストに適した設計を提案。効率的で高品質な量産体制を実現できる。
引用元:名古屋発條工業(https://meihatsu.co.jp/products/)
●材料入手からプレス~検査までを自社で一貫して行い、精密部品の加工製造を実施。
●洗浄・研磨・乾燥を1工程で行い、コスト削減と効率化を実現。厚さ6ミクロン単位で特殊用途シムの製作にも対応できる。
引用元:岩田製作所(https://www.iwata-fa.jp/html/option/sm28.html)
●常時在庫を持ち、スタンダードなシム加工品であれば1個から当日発送が可能。
●FA部品メーカーとしての技術を活かし、産業機械や光学機械のほか、航空・宇宙産業にも納入実績がある。
※2021年4月15日時点でGoogleにて「シム加工」と検索した際に表示される上位25社のうち、公式サイトに品質マネジメントシステムに関する国際規格であるISO9001取得と対応ロット(個数)の記載がある3社を厳選し、加工できる素材が多い順に会社を紹介しています。