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C型シム

機械部品を組み立てる際に使われるシムの一種である「C型シム」について、特徴や加工事例をご紹介します。

C型シムとは

シムにはいくつかの種類があり、軸やパイプ形状の部品同士の隙間を埋めるため、もしくは一定の隙間を作るために使用される「シムリング」という種類が存在します。このシムリングの一部に切り欠きがついて、アルファベットの「C」の形になっているシムが「C型シム」と呼ばれるものです。

C型シムはリングの掛けている部分がポイントで、内径・外径のほか開いた部分の角度など、加工時に様々な調整が要されます。

ただしリング型シムとは違い、パイプや軸などにシムを挿入する際ボルトを取り外す手間を省いて簡単に差し込める点が大きなメリットです。

C型シムの材質

C型シムはリング型シムと同様、様々な機械に使用されるため、用途に合わせた材質で加工されており、ステンレスの他、鉄やアルミ、銅、真鍮などが材質として採用されています。

C型シムの加工例

岩田製作所のC型シム

岩田製作所のC型シム画像
画像引用元:岩田製作所(https://www.iwata-fa.jp/html/option/sm17.html)

岩田製作所では、ステンレスや鉄、焼入鋼など、5種類の材質のC型シムが展開されています。

名古屋発條工業のC型シム

名古屋発條工業のC型シム画像
画像引用元:特注シム.com(http://tokutyu-shimu.com/product/c型シム2/)

鉄・ステンレス・アルミ・銅・真鍮の材質から選択できるC型シムの加工に対応。材質によって違いますが、板厚は0.05㎜から3.0㎜の間から選べます。

対応できる素材数で選んだシム加工業者
おすすめ
3

豊富な素材から
適したシムを提案
飯島精機

引用元:特注シム製造センター.com(https://www.shim-manufacturing-center.com/)

●極限までバリを抑えた「バリレス精密プレス」で高精度のシム加工品を製造。多様な素材・多品種少量のニーズにも柔軟に対応ができる。

●試作開発において工程能力を測定し、量産時の精度やコストに適した設計を提案。効率的で高品質な量産体制を実現できる。

対応できる素材
対応できる素材

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飯島精機の
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ミクロン台の
高精度シムに対応
名古屋発條工業

引用元:名古屋発條工業(https://meihatsu.co.jp/products/)

●材料入手からプレス~検査までを自社で一貫して行い、精密部品の加工製造を実施。

●洗浄・研磨・乾燥を1工程で行い、コスト削減と効率化を実現。厚さ6ミクロン単位で特殊用途シムの製作にも対応できる。

対応できる素材
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適切なシムを
既製品から選べる
岩田製作所

引用元:岩田製作所(https://www.iwata-fa.jp/html/option/sm28.html)

●常時在庫を持ち、スタンダードなシム加工品であれば1個から当日発送が可能。

●FA部品メーカーとしての技術を活かし、産業機械や光学機械のほか、航空・宇宙産業にも納入実績がある。

対応できる素材
対応できる素材

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岩田製作所の
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※2021年4月15日時点でGoogleにて「シム加工」と検索した際に表示される上位25社のうち、公式サイトに品質マネジメントシステムに関する国際規格であるISO9001取得と対応ロット(個数)の記載がある3社を厳選し、加工できる素材が多い順に会社を紹介しています。