顧客の品質向上と作業性の改善を助けるシム・スペーサーづくりを行う、佐藤製作所について紹介します。
標準仕様でシムの厚みを一枚一枚に印字しているため、組み立て作業者が厚さの取り間違いをすることがありません。
また、保管をする場合にも一目で寸法や厚みを把握できるため、計測する手間も省けるシム加工品です。
他社では印字に費用がかかる場合がありますが、佐藤製作所では標準仕様で行っています。
豊富な厚みから選ぶことができるため、試作・量産の製品寸法精度の向上や、安定化に貢献しています。
また、低価格の納品対応ができるため、コスト削減にも大きく貢献しています。
試作用の小ロットでもオーダーメイドで対応できる上に、大きなサイズのシムでも対応可能です。
調整用プレートを研磨する作業で平行度の寸法確保を行うことで、現場の作業効率と精度のアップに貢献しています。
佐藤製作所では、製造したすべてのシム加工品に寸法を印字して納品しています。
精密調整シムは非常に薄いものであり、見た目で板厚の区別をつけることが難しい製品です。
納品するシム加工品に板厚寸法を印字することにより一目で確認できるため、計測器を使って確認する手間が発生しません。
また、組み立て担当者が現場で取り扱いを間違えるというリスク防止にも貢献します。
シム加工品は精密な部品であり、小さいサイズのものであれば対応している製作所はたくさんあります。
佐藤製作所では、大きいサイズのシム加工品にも対応しており、最大で750mm×100mmのものまでの製作が可能です。
図面を送付して依頼することにより、選りすぐりの機械で大きいサイズのシム加工品を実現します。
シム加工品には、各社で製造されている標準品が使われていることも多くあります。
しかし、機器製造においては標準品のみで完結するケースはほぼなく、それぞれの製造する機材に合った部品やパーツが必要になります。
そのため、佐藤製作所では、顧客の持ち込む図面に合わせて、希望する形状の加工を行います。
佐藤製作所が製作した、精密調整シムです。同じ形状でも厚さを変えて製作できることはもちろん、さまざまな形状で製作可能です。
標準仕様で、シムの厚みが一枚一枚に印字されていました。そのため組立作業スタッフが暑さの取り間違いをすることがなくなりました。保管する際にも大変扱いやすいため、間違い防止も含めて助かっています。
0.005㎜単位という、非常に豊富な厚みの種類から選ぶことができています。そのため試作や量産の製品の寸法精度を向上させることに繋げられました。品質全体の安定化に繋がっています。
これまでは調整用プレートを研磨する作業にあたって、塀硬度の寸法角度を行っていました。作業者の熟練度が必要であり、非常に大きな手間型かかっていたのが課題でしたが、調整シムを利用することによって、作業効率も品質も格段に上がりました。
今まで使用していたシムは、シム費用とは別として厚みを印字する際に別の費用がかかっていました。佐藤製作所さんではシムの暑さが標準で印字されており、費用もローコストに設定されていたため経費削減に繋がりました。
試作用で使用する目的で、小ロットのオーダーでも完全オーダーに対応してもらえました。大きなサイズのシムだったのですが、問題なく対応していただけて助かりました。
対応できる素材数で選んだシム加工業者
おすすめ3選
引用元:特注シム製造センター.com(https://www.shim-manufacturing-center.com/)
●極限までバリを抑えた「バリレス精密プレス」で高精度のシム加工品を製造。多様な素材・多品種少量のニーズにも柔軟に対応ができる。
●試作開発において工程能力を測定し、量産時の精度やコストに適した設計を提案。効率的で高品質な量産体制を実現できる。
引用元:名古屋発條工業(https://meihatsu.co.jp/products/)
●材料入手からプレス~検査までを自社で一貫して行い、精密部品の加工製造を実施。
●洗浄・研磨・乾燥を1工程で行い、コスト削減と効率化を実現。厚さ6ミクロン単位で特殊用途シムの製作にも対応できる。
引用元:岩田製作所(https://www.iwata-fa.jp/html/option/sm28.html)
●常時在庫を持ち、スタンダードなシム加工品であれば1個から当日発送が可能。
●FA部品メーカーとしての技術を活かし、産業機械や光学機械のほか、航空・宇宙産業にも納入実績がある。
※2021年4月15日時点でGoogleにて「シム加工」と検索した際に表示される上位25社のうち、公式サイトに品質マネジメントシステムに関する国際規格であるISO9001取得と対応ロット(個数)の記載がある3社を厳選し、加工できる素材が多い順に会社を紹介しています。