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切り込みシムの特徴や加工例

切り込みシムとはどんなシム素材なのか、どのような材質や加工例があるのかなどについて紹介します。

切り込みシムとは

切り込みシムは、機械部品の隙間を調整するために使用される切り込みの入ったシム製品です。バランスが崩れるおそれのある部分にも切り込み部分を差し込んで調整することができます。

機械部品のあいだにできる隙間を埋め、精密な動作を保持する目的や、機械製品全体の品質向上に役立てられています。部品の隙間埋めに加えて、油漏れを予防するためにも活用されています。

隙間埋めに活用されるシム製品

機械を組み立てる際に、組み立て中の部品を取り外したり分解したりせずに隙間ができた部分へ挟み込めるため、短時間での調整作業が可能です。

切り込みシムには通常のシム素材に切り込みが入っていますが、挟み込む部位に応じて寸法が異なります。素材は、機械製品に対応させるために金属が使われており、金型または機械加工で作製されます。

組み込み先に合わせてサイズを調整

専用の切り込みが入れられているため、丸型シムなどと同様に見た目の形状から切り込みシムと呼ばれています。厚みや材質は、シム素材が使われる環境や組み込む先の機械にあわせて作られます。

切り込みシムは、シムプレートと呼ばれる四角形のプレートから図面に合わせて切り出しを行い、切込みを入れて製作します。

切り込みの深さや幅などを自由に設定できますが、精密さが求められる切り込みシムは、プレス機や研磨機などの加工設備を備えている企業へ依頼しましょう。

シムプレートの特徴や
加工例を見てみる

切り込みシムの材質

切り込みシムの材質には、主に金属が用いられています。一般的なシムと同じく、金属を薄く引き伸ばした板を使って作られます。代表的な材質は以下のとおりです。

製品には、企業が入手可能な材質が使われます。図面にしたがってプレス加工・機械加工・レーザー加工・研磨機を使い、シムプレートのサイズや板厚を調整しながら製作します。

切り込みシムの加工例

切り込みシムの加工例
画像引用元:協栄金属工業株式会社
(https://www.waza-kirara.jp/monosearch/list/2022/09/90121/)

切り込みシム

円形のタブ付き2Dシムは、シムの内周や外周に設けられたタブが合わせ面部品の溝にフィットする設計です。溝が必要な部材に対しても、コストをかけずに取り付けることができます。

協栄金属工業株式会社では、機械部品の品質向上や部品組み付け時の隙間調整に使われる切り込みシムを製作しています。各種R金型や機械加工を使い、図面にしたがって0.02から2.0tまで対応を行います。

協栄金属工業株式会社では、自社で保有している丸型シム・ワッシャ・切り込みシムの金型が使用できます。複数の金型を組み合わせて、依頼に沿ったオーダーメイドの切り込みシムもオーダー可能です。板厚の調整には、0.5t以上まで研磨機を使用。箔や薄板に特化した小型試作用レーザー加工機が使われています。

素材には、機械の隙間調整やバランス調整に役立てられる冷間圧延鋼(SPCC)やステンレス(SUS)、銅(CU)が使用できます。厚物タイプの切り込みシムに加えて、0.02tの超薄物もオーダーできます。

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