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ベース用シム

機械の組み立て時に使われるシムの一種「ベース用シム」について、特徴や活用方法をご紹介します。

ベース用シムとは

ベース用シムは、機械の組み立て時に部品同士の隙間を微調整するために使われている機械部品です。工場・研究所などでよく使われるもので、組み立て段階で生じると予測される様々なタイプの隙間に対応できるよう作られています。

特徴は、重量のある機械にも対応できるように配慮されている点。モーターベースの高さを調整する際に多く使われており、位置ずれの防止を目的としたものから、ピローの芯出しに最適なもの、特殊な隙間にも対応できるU字、W字型の形状をしたものなど、多種多様な種類が展開されています。

ベース用シムの材質

重量のある機械や精密な部品が多く使われている機械など、あらゆる機械に対応できるよう、材質には様々な素材が用いられています。

耐久性のあるステンレス製や、鉄黒染めはベース用シムの材質として多く採用されているほか、鉄や真鍮も使用されており、用途に合わせた使い分けができるでしょう。

ベース用シムの加工例

岩田製作所のベース用シム

ベース用シムの画像
画像引用元:岩田製作所公式サイト(https://www.iwata-fa.jp/html/product/item_detail.php?id=306)

板厚0.05㎜から1.0mmmまでのベース用シムをそろえています。材質は鉄やステンレス、真鍮ですが、標準品として存在しないサイズもセミオーダー対応可能です。

ハギテックのベース用シム

ハギテックではベース用シムをセミオーダーで提供。オプションとしてレーザーマーキングやスタンプマーキング、黒染め、ラミネートタイプなど多様な種類を展開しています。

対応できる素材数で選んだシム加工業者
おすすめ
3

豊富な素材から
適したシムを提案
飯島精機

引用元:特注シム製造センター.com(https://www.shim-manufacturing-center.com/)

●極限までバリを抑えた「バリレス精密プレス」で高精度のシム加工品を製造。多様な素材・多品種少量のニーズにも柔軟に対応ができる。

●試作開発において工程能力を測定し、量産時の精度やコストに適した設計を提案。効率的で高品質な量産体制を実現できる。

対応できる素材
対応できる素材

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飯島精機の
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ミクロン台の
高精度シムに対応
名古屋発條工業

引用元:名古屋発條工業(https://meihatsu.co.jp/products/)

●材料入手からプレス~検査までを自社で一貫して行い、精密部品の加工製造を実施。

●洗浄・研磨・乾燥を1工程で行い、コスト削減と効率化を実現。厚さ6ミクロン単位で特殊用途シムの製作にも対応できる。

対応できる素材
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名古屋発條工業の
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適切なシムを
既製品から選べる
岩田製作所

引用元:岩田製作所(https://www.iwata-fa.jp/html/option/sm28.html)

●常時在庫を持ち、スタンダードなシム加工品であれば1個から当日発送が可能。

●FA部品メーカーとしての技術を活かし、産業機械や光学機械のほか、航空・宇宙産業にも納入実績がある。

対応できる素材
対応できる素材

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岩田製作所の
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※2021年4月15日時点でGoogleにて「シム加工」と検索した際に表示される上位25社のうち、公式サイトに品質マネジメントシステムに関する国際規格であるISO9001取得と対応ロット(個数)の記載がある3社を厳選し、加工できる素材が多い順に会社を紹介しています。