薄板・微細・精密金属加工を得意とする、こだま製作所について、シム加工の特徴や取り扱うシムの種類などを紹介します。
こだま製作所では、板厚公差の精度もよく耐食性にも優れていることから、ステンレス製シムプレートを多く製作しています。
他にも炭素工具鋼、銅・アルミ系、真鍮、純アルミ・アルミ合金など、さまざまなシム加工に対応可能です。
板ばねは材質のばね性を利用することにより、押さえる・挟むなどの単純な機能を持っており、力や耐食性などの検証が課題となる加工品です。
金型レスや簡易金型による板ばね製作を行っており、試作品から対応し開発の手伝いを行っています。
こだま製作所では、プラント機器などに使用するストレーナーメッシュや、デバイス・電子機器などの保護に使われるシールドケースなども製造。
板金部品や接点・端子などの精密さが必要になる金属部品など、積み上げてきた独自のノウハウ・技術により提供しています。
こだま製作所の代表である笹塚恭三氏は、平成17年度に大阪市長から「大阪テクノマスター」の認定(※)を受けています。
日産自動車で試作車製作に携わった過去の経験を活かし、さまざまなノウハウを駆使しながら部品接合を製作。
現在も大阪の製造業活性化に注力しており、幅広い加工をこなし、対応領域を広げています。
※参照元:こだま製作所(https://www.kodama-tec.com/blog/)2021年7月16日調査時点
さまざまな薄板材に対応しており、板バネ材をはじめとした、豊富な種類の素材を取り揃えています。
産業を地場とした製造業の街である大阪という地の利を生かし、さまざまな材料を即日で入手可能なネットワークを構築。
そのため、板金パーツのタイムリーな製作対応を可能としています。
要求精度・製作数・材質において、条件に応じた外形カット(トリミング)方法を選択するため品質向上・高いコストパフォーマンスを提供。
プロの観点から、少量・量産など製作数に合わせた工法選択を提案することにより、さらに高いコストパフォーマンスを実現するお手伝いをしています。
t0.005の極薄ステンレス箔シムリングを製作した事例です。
こだま製作所ではt0.03以下のシムリングは箔材で製作しているため、取扱い時にも凹凸が生じる可能性があります。ただし、寸法精度には影響しません。
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対応できる素材数で選んだシム加工業者
おすすめ3選
引用元:特注シム製造センター.com(https://www.shim-manufacturing-center.com/)
●極限までバリを抑えた「バリレス精密プレス」で高精度のシム加工品を製造。多様な素材・多品種少量のニーズにも柔軟に対応ができる。
●試作開発において工程能力を測定し、量産時の精度やコストに適した設計を提案。効率的で高品質な量産体制を実現できる。
引用元:名古屋発條工業(https://meihatsu.co.jp/products/)
●材料入手からプレス~検査までを自社で一貫して行い、精密部品の加工製造を実施。
●洗浄・研磨・乾燥を1工程で行い、コスト削減と効率化を実現。厚さ6ミクロン単位で特殊用途シムの製作にも対応できる。
引用元:岩田製作所(https://www.iwata-fa.jp/html/option/sm28.html)
●常時在庫を持ち、スタンダードなシム加工品であれば1個から当日発送が可能。
●FA部品メーカーとしての技術を活かし、産業機械や光学機械のほか、航空・宇宙産業にも納入実績がある。
※2021年4月15日時点でGoogleにて「シム加工」と検索した際に表示される上位25社のうち、公式サイトに品質マネジメントシステムに関する国際規格であるISO9001取得と対応ロット(個数)の記載がある3社を厳選し、加工できる素材が多い順に会社を紹介しています。